【枝が邪魔になってきたかも】庭木を剪定する時期はいつ?

2024.04.04

川口市を拠点に、埼玉県内で剪定・伐採・造園などを承っております、松稔造園(しょうじんぞうえん)です。

ご自宅に庭木を植えていると、とくにお世話もしてもいないのにぐんぐん伸びている!とびっくりしたことはないでしょうか。
種類や環境にもよりますが、元気な樹木だと1年で1メートルくらい伸びることもあります。
伸びすぎてしまうと、道路や隣の敷地に枝がかかるほか、見た目も悪くなるため、定期的な剪定がおすすめです。

今回は庭木を傷めないための、剪定に適した時期についてご紹介いたします。
そろそろ剪定が必要かもしれない、とお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 主な剪定時期

主な剪定時期は「春から初夏にかけて」と「晩秋から冬にかけて」の二つです。

・春から初夏にかけて

木にとっては長い冬が終わり、徐々に葉をつけて成長していく時期です。
木によって不要な枝・伸びすぎた枝を軽く取るメンテナンスとしての剪定をするか、成長を見越してしっかりとした剪定をするかのいずれかを行います。

・晩秋から冬にかけて

木が休眠に入る時期です。
この時期も、種類によって軽くに留めるか、しっかり剪定するかで分かれます。
なお、年末は大掃除とあわせて植木の剪定需要が高まるので、植木屋さんの繁忙期です。剪定の本格シーズンともいえるでしょう。

・真夏は避けられる

真夏はぐんぐん枝が伸びる時期ではありますが、剪定には適しません。
夏は成長の時期なので、その分消費する栄養分が多く、エネルギー不足に陥っていることがほとんど。
「剪定しようかな」と思い立つ時期かもしれませんが、剪定してもすぐに伸びてしまうほか、木を弱めることにもつながります。

・緊急時は早めに

台風が近づいていて枝が電線にかかりそう、といったときは、早めに植木屋さんに依頼して切ってもらいましょう。
枝葉が飛散したり、感電したりといった事態にもなりかねません。
また、幹の腐食が進んでいる木の場合は倒れる恐れがあるので、剪定ではなく伐採をしたほうが安全です。

■ 種類ごとの剪定時期

木の種類によっては、適切な剪定時期が異なります。
注意して剪定時期を選んでみてください。

・常緑針葉樹

冬になっても葉が緑色で、針のような細い形状の葉をつける木です。
庭木だと、マツ・コノテガシワ・ゴールドクレスト・コニファーが該当します。
これらの木は3~4月にしっかり剪定して、成長したときの樹形を整えます。
常緑樹は栄養を葉に蓄えるため、冬に強剪定すると切られた部分が低温でダメージを受けてしまうことに。そのため、秋から冬にかけては軽い剪定に留まります。

・常緑広葉樹

冬になっても葉が緑色で、丸い形状の葉をつける木です。
庭木だと、ツバキ・カナメモチ・オリーブ・ナンテンなどが該当します。
通常の剪定は3~6月に行い、軽い剪定は秋口あたりがおすすめです。
常緑針葉樹と同じく、春から初夏は成長を見据えて樹形を整えておき、成長が遅くなる秋ごろに軽く剪定すると、木を健康に保てます。

・落葉広葉樹

冬になると葉が落ちる、丸い形状の葉をつける木です。
庭木だと、サクラ・モミジ・ハナミズキ・ブルーベリーなどが該当します。
こちらは常緑樹と違い、休眠して葉の落ちる12~2月ごろにしっかり剪定をします。この時期は葉がないため、剪定もしやすいでしょう。
4~5月・7~8月は剪定すると樹液が漏れて、ダメージを負う可能性があるため、避けたほうがいいです。

■ 剪定に失敗するとどうなる?

剪定する時期を間違えた、剪定をやりすぎて失敗した場合、どうなるのでしょうか。

・形が不格好に

とくに初心者さんが陥りやすいですが、形が不格好になりやすいです。
木には不要枝という切ったほうがいい枝がありますが、これらを切らないでおくと樹形が乱れる原因に。
また、バッサリと幹や枝を短くしてしまうと、大きなダメージを受けて、逆に不要枝を増やすことにもつながります。

・花がつかない

剪定時期を間違えて剪定した、あるいは花の芽がついた枝を剪定すると、花がつきません。
たとえばツツジは、花の時期が終わるとすぐに花芽が付きますが、1年かけて花を咲かせるため、いったん芽を切ってしまうと咲かなくなってしまいます。
そのため、伸びているときは花が咲き終わってすぐを狙って、剪定する必要があります。

・枯れてしまう

すぐに枯れるわけではありませんが、時期を間違うと木に負担をかけて、枯れる原因をつくってしまうでしょう。
不要枝を増やすことにもなり、より剪定に手間取られるかもしれません。
なお、枯れた枝は虫も病気も招くので、見つけ次第切っておいたほうがいいでしょう。

■ 埼玉県での剪定は「松稔造園」にお任せください!

★ BEFORE → AFTER

松稔造園は、埼玉県内で剪定をはじめとしたサービスを承っております。

剪定は個人でも行うことが可能ですが、時間がかかって、切った枝の処理が大変なことも。
当方では、剪定を1本から受付け。
3メートル未満の低木なら、1,100円よりご案内しております。
5メートル以上の木や生垣ももちろん対応しておりますので、お庭の木にお困りでしたら、お気軽にご相談くださいませ。
伐採・草刈り・造園工事とあわせてのご依頼も大歓迎です!

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どのような仕上がりになるのか気になりましたら、ぜひ参考にしてみてください。

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■ まとめ

木の剪定時期は、大きく分けて「春から初夏にかけて」と「晩秋から冬にかけて」の二つですが、木の種類によってどれくらい剪定するのかが異なります。
失敗すると、樹形の乱れや枯れにつながるので、時期を選んで剪定するようにしてみてください。

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